平成二十五年

第十九回 就職相談会


毎年恒例の第19回就職相談会が11月30日(土)、JR大井町駅前の「きゅりあん」(品川区立総合区民会館)
で開かれました。今年は、大学2年生や院生も含め40人の就活生が参加(うち8人が北海道から)しました。

冒頭のスピーチは昨年に引き続き、就活界のカリスマ、人材コンサルタントの常見陽平さん(南43期)
「みなさんはすでに3つの点で有利な位置にある」と学生たちをぐいっと引きつけます。その3つとは、
@最近の企業は大学より出身高校を重視している A就活解禁日のより1日早く、この場に来ている
B勇気を出して大人に会いにきていると。その上で、「自分の強みはコミュニケーション能力だ、なん
て絶対言うな」「企業はみなさんを欲しがっている。自分を安売りしてはいけない」など具体的なテク
ニックや心構えを伝授しました。


気持ちが充実してきたタイミングで、分科会に突入。「製薬・電気・鉄・自動車」「金融・IT」「マスコ
ミ・運輸・旅行」「商社・国際協力・教育」の4つのグループに分かれ、計32人の先輩たちに質問をぶつ
けました。「社会人にとって一番大切なことは」「今の会社に入った理由は」「入社して想定外だったこと
は」「企業研究はどのようにしたか」「海外勤務は希望すれば行けるのか」といった問いかけに、先輩たち
は自らの経験と反省をもとに真剣に答えていました。

   
   
   
   

「会社はタフな人材を求めている」との回答に、「どうすればタフになれますか?」というほほ笑ましいや
りとりも。分科会は40分ずつ3回にわたって行われ、学生たちはテーブルを渡り歩いて様々な業種の先輩
たちの話を聞いていましたが、ずっと同じテーブルにとどまって理解を深めている学生の姿も見られました。


                       

 分科会が終わり和やかに記念撮影。


 『そうだ品川に行こう。いま、ふたたびの六華へ』 2014年総会懇親会への参加を呼び掛ける片岡正人事務局長(南31期)



毎月開催の六華サロンの紹介をする35期八谷俊之さん




  乾杯の挨拶を行う牧野幹事長(南16期)

 最後の懇親会でも、目当ての先輩を捕まえたり、仲間同士で情報交換したりと、最後まで熱気に包まれた就
職相談会でした。                                       

  2012年の結果報告はこちら  をご覧ください。 

【文:片岡正人・南31期  撮影:福山賛次郎・南23期】