北京交通大学付属高校との交流   佐藤洋一(南9期) 記

写真1   平成16年8月1日(日)午後1時すぎ。北京交通大学付属高校の張志耀教頭など12名の教員と中国No.1の実力をもつ合唱部の生徒55名が交流会場の札南体育館に到着した。
 会場では校長や教頭はじめ合唱部や吹奏楽部、野球部などの札南生徒60名、また札南OB合唱団員50名が、拍手で遠来の客を迎えた。
 挨拶や記念品の交換のあと、そろぞれ5曲ずつの演奏や合唱を披露し、最後は全員が日本語で「赤トンボ」を合唱。
 その後、市内で開催中の「ピカソ展」を参観したあと六華同窓会主催の歓迎会に臨んだ。我孫子健一会長は「このような意義ある交流をつづけていきたい」と挨拶。テーブル席では高校生同士が英語や筆談を駆使しながら、住所やメールアドレスを教えあい、また趣味や進学のことなどを語り合っていた。
 「その後文通などもつづいているようです。札南生にとっては大きな意義のある交流でした」(西田豊校長)

 

この交流は佐藤洋一さん(南9期)の長年のご努力で実現しました。佐藤洋一さんは北京の文部省や外務省、日本の外務省や航空会社との交渉調整のうえ、南高生にとって初めての国際交流の場をつくってくれました。北京交通大学付属高校は有名な進学校。生徒同士は互いに隣国の理解を深めたのではないでしょうか。さらに、中国の高校生が修学旅行などで北海道を訪れることによる道内観光活性化という大きな意義をもっています。佐藤さんに多謝。(創立百周年記念事業企画委員会一同))